夏休みになると小さなお子様がいるお家は子供と何して遊ぼうか?どこへ連れてってあげようか?など、ご両親の想い尽きないですよね。今回は男の子に人気の夏の定番カブトムシに関して
- 子供の為にカブトムシを幼虫から一緒に育てて喜ばせたい
- 飼ってたカブトムシが卵をたくさん生んだけど、どうしたらいいかわからない
- お店でカブトムシの幼虫を子供がもらったけど、この後いったいどうすればいいの?
これだけやれば卵から成虫カブトムシに育てられる!そんな役に立つ情報をお届けします
季節ごとのカブトムシの飼育方法
現在飼ってるカブトムシですが、6年程前にバナナトラップという手法で野生の雄と雌をペアで一匹づつ捕まえ大切に飼うことを決意しました。
ゼリーを与えて、普通に飼育してしばらくすると、雌が30~40卵を産み大量の幼虫の存在が動いていることに気付きました。当時の私は何となく成虫のカブトムシの飼い方はわかってたのですが、幼虫からは育てたことは無く素人でした。
毎年成虫になり卵を産んで幼虫から育てる、を繰り返して今年で7年目の誕生をこれから迎えようとしていますが、私の経験をもとにこれから1年を通じたカブトムシの育成方法をご説明します。夏→秋→冬→春→夏と対応の仕方があるので、順を追って育て方をご紹介します。
読んでもらえれば、ほとんどの方は子供にカブトムシの誕生に出会わせてあげられると思いますよ。
カブトムシ誕生から産卵まで 産卵しやすくするには!
7月下旬
カブトムシ誕生。成虫の飼育方法は最低限土とゼリーがあれば大丈夫です。
100円ショップでも6月中旬くらいから、お店にコーナーが並びますのでそこで揃える感じで十分です。ただ、大切なことを2点ほどお伝えします。
雄と雌を一匹づつケースにいれて飼うこと
そうでないと喧嘩したりします。必ず雄雌の2匹で安心して暮らせるよう1ケースごと分けてあげてください。
下から2~3センチくらいの土をグーの手で軽く固めて、それから土を半分くらいまで入れて飼育をする
雌は必ず土に潜って産卵しますが、この固い部分が底だと思ってそこに産卵をしやいようです。相性が良ければ交尾をして雌が卵を産んでくれます。
8月中旬~下旬
早ければ卵や幼虫を発見できます。成虫と一緒のままだと、潰されてしまう危険大なので、土ごと幼虫をそっと他に移すことをお勧めします。
幼虫は土を食べます 知ってましたか?土はケースにしっかり満タンにしましょう!
9月
成虫は殆どがこの頃に亡くなってしまいます(泣)大事に飼えば、10月いっぱいまで生きてくれます。雌の方が寿命は短いです。想像ですが、きっと卵を生んで力尽きてしまうのだと思います。
卵から幼虫へ!
10~11月
卵から幼虫となり、はっきりわかるくらい2㎝から5㎝とだんだんと大きくなっていきます。土の表面が大量の糞(ウンチ)まみれになったら土を変えましょう。環境変化が激しくなるので、半分くらい今の土を残して、、という話も聞きますが、経験上全部取り替えても全く問題なかったです。むしろ、糞(ウンチ)がたくさんなので、半分づつ交換する方が逆にむずかしいと思います。
ケースの大きさと幼虫数にもよりますが、2~3週間に一回は交換しましょう。
幼虫の冬眠!
12月~2月
ここから幼虫はだんだん動かなくなります。いわゆる冬眠です。土も食べなくなるんで、土交換も不要です。ただ、大事なことがあります。
土を凍らせないこと
衣装ケースくらい大きな箱に大量の土であれば大丈夫でしょうが通常の虫かごケースであれば凍りやすいので、発泡スチロールの箱にいれて保温してあげるか冬の間だけ室内に入れてあげましょう。
このまま春がくるまで放置で大丈夫です。
幼虫から蛹(さなぎ)まで!
3月~5月
少しずつ幼虫が始動します。ここから一気に大きくなります。その分糞(ウンチ)もたくさんします。2週間間隔くらいで土交換しましょう。交換目安は土の表面が糞(ウンチ)であふれる状態や、幼虫が土の表面に出てきている状態になったらです。
そして5月末の土交換、これを最後にします 理由は6月で説明します。
6月
この時期から幼虫は本格的に成虫になる為の準備を開始します。
そう、サナギですね。
幼虫は個々にサナギになる為に自分の回りの土を唾液で固めて個室をつくります。幼虫は皆この部屋が重ならないよう間隔を空けて自分の個室をつくります。すごいですよね。センサーのようなものがあるのでしょう。やや黄色くなって動かなくなってきたらサナギへ変化していきます。
つまり、部屋をつくりはじめてから、土交換をしてはいけない理由がこれなんです。せっかくの部屋を壊されてしまたらもうサナギにはなれません。
と、いうわけでひたすらここは見守ってあげてください。
カブトムシ(子供)の誕生
7月
さあ、いよいよカブトムシ成虫の誕生です。はやいと7月15日くらいに土の上に這い上がって出てきます。基本的に夕方から夜なので毎晩二回くらいチェックすることをおすすめします。
いかがでしたか?
以外に手間もそれほど掛からずカブトムシを卵から一年を通じて育てることができます。お子様の感激する笑顔がきっとみられると思いますよ。ぜひチャレンジしてみてください。
今年も7月17日に第一号が無事に誕生しました。
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