こんにちは。今回は山梨県にある日本二百名山にも名を連ねる「乾徳山」という山に登ってきたので紹介したいと思います。興味のある方はぜひご覧ください。
乾徳山はどこ?
山梨県山梨市の北側にあります。奥秩父という山域にあります。
イメージですが埼玉県の南西方向、有名な富士山や河口湖から北方にある、という感じですね。
どんな山?
標高は2,031メートル。山頂からは富士山や南アルプスが見えてとても景色が良いです。
山頂に到着するまでに森林、草原、岩場と3種類の登山道があります。
バリエーションに富んでいて道中飽きずに楽しめる山です。
一つの山でこの3種類を楽しめるのは珍しいのではないでしょうか。
また、日本の代表的な200の山「日本二百名山」にも選定されています。
日本には山の数が16,667座あるので乾徳山がすばらしい山であることがわかりますね。
行き方は? 交通アクセス(公共交通機関)
私が向かった方法を参考までにご紹介します。※東京都内より2024年4月時点
山梨市駅からバスで登山口に向かう行き方です。
山梨市駅 とてもきれいです
<行き>
07:15 新宿駅
↓ 特急あずさ号
08:50 山梨市駅
09:12 山梨市駅バス停
↓ 山梨市民バス 西沢渓谷線
09:44 乾徳山登山口バス停
やや遅めの10時くらいから登山開始となります。
登りと下山で休憩などを含めた総タイムは約6時間です。
<帰り>
16:51 乾徳山登山口バス停
↓ 山梨市民バス 西沢渓谷線
17:23 山梨市駅バス停
17:58 山梨市駅
↓ 特急かいじ号
19:28 新宿駅
バスが登山口に到着したら
色々と準備してから出発したいですよね。
バス停付近にはベンチやトイレなど広いスペースがあるので、そこでしっかり準備をすることができます。
ちなみにトイレは100円です。
川沿いに桜が咲いている道路をゆるやかに進みます
写真は振り返って撮ってます ※奥の橋のあたりがバス停
いよいよ登山口
登山開始!
森林
はじめは森林の中をひたすら登っていきます。
こんな感じ
時々迷いやすい箇所があったり、倒木をまたいだりくぐったり、足元に気を付けて進む感じです
ピンクテープを目印にして進んでいても、遠くにあって角度的に見えないことがあります。
進んでいいのかダメなのかよくわからないポイントがあったように思います。
わからなかったらこまめに地図を見るようにしましょう。
※ちなみに私は2か所ほど、ルートを外れて気づくのが遅れ時間をロスしました(泣)
錦晶水という場所が2か所ほどあってチョロチョロ水が出ています。私はありがたく水を補給させてもらいましたがきれいかどうかは判断できませんでした。
錦晶水といって山の水がチョロチョロ湧き出てました
森林エリアを1時間半くらいひたすら登ったら国師ヶ原という大きな分岐に着きます。
この分岐までこれば頂上までは約半分です。ここからは見晴らしのよい草原地帯に突入です。
国師ヶ原という分岐 ここから平原になる
草原
森林を抜けたら一気に目の前が開けてそこは草原。
草原を登る!
振り返ると富士山!!
これは月見岩というポイント 岩の後ろから簡単に登れるのでぜひ登ってみてほしいです
月見岩の上で富士山見ながらおにぎり食べてエネルギー補給しました
草原を登りきるといよいよ核心部の岩場地帯に突入です。
岩場
いよいよ山頂直下の岩場エリアに突入です。ここからは鎖あり、ハシゴありとなるのでゆっくり慎重に進みました。
道中で剣で切ったかのような大きな岩があり圧倒されます。
髭剃岩(ひげそりいわ)というみたいです
中の隙間はこんな感じ!私は入れませんでした(汗)
少し先に進むと高度感ある場所が多々あります。慎重に進みました。
右側は斜面で崖になっててスリルあります
ハシゴもあり
山頂前の難関ポイント①カミナリ岩
写真ではわかりづらいですが右側の鎖から攻略しました
登った先にもう一段更に鎖場を登らなければなりません
山頂前の難関ポイント②鳳岩
これが最終の核心部です。※迂回路を通り山頂に向かうことも可能です。
前半は鎖をしっかりつかみ体をやや左の岩壁に寄りかかりながら登りました。
岩壁の真ん中あたりの岩の切れ目に足を入れて右へ移動していきます。
このあたりからは体を岩のやや奥へ入れられるようになったので登り易くなりました。
登り始めの前半より後半のほうが比較的登り易かったと思います。
これが鳳岩で最後の難関ポイント これを登れば山頂!
やっと登頂!
山頂は岩の上にあるのでゴツゴツしており、平な地面が全くありません。足場の良さそうな自分のスペースを確保して休憩しました。
よい足場で落ち着きましょう
山頂からの景色はサイコー
乾徳山の山バッジを求めて!?
下山道は山バッジが売っている道満尾根の大平高原・大平山荘に立ち寄って帰る予定でしたが、最終バスの16:51に間に合うか微妙だったのであきらめて登りと同じ道で下山。
無事に最終バスに間に合いました。
途中で道を間違えた時間ロスが大きかったかもしれません。
欲しかった乾徳山の山バッジの購入方法は帰ってから調べることにします。
とても楽しめた乾徳山
乾徳山。いかがでしたか?
森林あり、草原あり、岩場あり(鎖&ハシゴも)
一つの山でこれだけの要素が詰まっている山も珍しいのではないでしょうか。おすすめですよ。
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